初めての幽体離脱



幽体離脱


学生時代のことでした。

運動クラブに所属していました。

練習試合をたくさんした日の晩だったと思います。

結構な筋肉痛を抱えて床に就きました。



夜中にふと目覚め、重たく感じる身体のまま

そのままぼんやりしていると・・・

手足を動かそうとしても

まったく動かせないことに気がつきました。

「これは・・・いわゆる金縛り・・・?」

初めての体験でした。



すると今度は

身体が小刻みに震え始めました。

振動は大きくなり、

一瞬の暗闇を経験し、

気付くと部屋の入り口付近の天井から

ベッドに横たわる自分自身を

斜めに見下ろしていました。

「肉体の私」は、

静かに眠っているように見えました。




とにかく部屋から出ようと思いました。

身体は先ほどの場所で浮かんだまま、

壁を突き抜け狭い廊下に出ました。

廊下は狭く、またすぐ壁。

そこも浮かんだままの状態で

通り抜けたと思います。

気付いたら隣の部屋にいました。



畳の上に立っていました。

部屋の一角に勉強机があります。

いつもの光景だと感じました。

机の近くに歩み寄りました。

珍しいことに

水が入ったままのガラスのコップが

机の上の左隅あたりに、

ひとつだけ置いてありました。

「こんなところに?」と思いながらふと手を触れると、

そのコップは簡単に割れてしまったのです。

机は水浸しになりました。

「壊しちゃった・・・。怒られるかも・・・。」

少しドキドキしました。




隣には仏間がありました。

実家で一番心安らぐ場所でした。

生後僅か1日しか

こちらの世界で生きることのなかった、

家族を見守ってくれている(と勝手に信じていた)

の魂に話し掛けたくなったとき、

般若心経を唱える部屋でもありました。




コップを壊した後、

その仏間へと移動しました。

仏壇の奥にいる小さな観音像が、

私にとっての兄でした。

兄を見ようと思った瞬間、

なぜか「戻らなきゃ。」と思ったのです。

そう思った直後、

私は「肉体の私」に引き戻されていました。




「夜中に壊したコップとぬれてしまった机を

綺麗に片付けなくちゃ。」

それが翌朝目覚めて最初に思ったことでした。

幸い部屋には誰もいません。

机を確認しましたが、

壊れたコップも机を濡らす水も

そんなものはありません




その瞬間思いました。

「昨夜の出来事は
誰にも話してはいけない。」


その後10年ほどに渡り、

そのときのことは自分の胸中にのみ

静かに封印されることとなりました。




今生を終え、この世からあの世に移行するとき、

死にかけて、あの世に行きそうになったとき

臨死体験をしたとき)、

また、本質である自分が

入れ物である肉体から抜け出すことのできる

《脳波の状態》になったとき、

自分の肉体を外から見るという体験を

どうも私たちはするようです。




幽体離脱体験は

当初は「口にしてはいけないこと」

でしかありませんでしたが、

その後

「誰もが魂レベルでは知っていること」

であり

「人生を豊かにする出来事」

との認識に変わりました。



幽体離脱明晰夢の体験は

どれだけ時間が経とうと

非常に鮮明に蘇ります。

三次元のこの世界で体験したことより

五感が冴え渡るといった感じです。


あの不思議な感覚を追体験したくて

あのときのことを思い出すことが多いのも

鮮明に思い出せる助けになっているかもしれせん。


次回、これを体験するとき、

あの世から呼び出して話をしたい人が

何人かいます。

その日がとても楽しみです。

幽体離脱

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コメント

非公開コメント

こんにちは^^

すごいですね!
本格的な幽体離脱体験を
されたのですね。

自分の体から抜け出す体験をすると
自分の魂が肉体とは別の独立した
存在であることを知ることになりますね(^^)

私は、一回だけ、ほんの一瞬
体外離脱したことがあります。
また、生きているうちに
体外離脱してみたいなぁ。

Re: こんにちは^^

坊主おじさまがこのブログを訪問して下さったのが
なんと昨日だったとは!

本来でしたらこれこそ坊主おじさまと私の
ご縁を繋ぐブログであるはずですよね!
人生っておもしろいですね!


ほんとうにその通りだと思います。
自分の抜け殻を見下ろしたときは
魂が肉体とは別の独立した 存在であることを
身をもって知らされました。


モンローさんが画期的なシステムを開発され、
様々な国の多くの人々が
体験談を本にまでされるようになってから
もう随分と年月が流れました。

幽体離脱もすっかり市民権を得たようですね。
当時はインターネットもまだ普及していませんでしたし
こうした目に見えない世界についてまったく知識がなかったため、
自分一人の胸に体験を長年封印して過ごしました。


その後、少なくとも明晰夢は何度か体験したのですが、
その内の2〜3回は体外離脱だった・・・のかな?
知識がないので教えていただきたいのですが、

こちらのブログ記事のようなプロセスはなく、
横たわる自分の姿さえない見つからない部屋の中を
金縛りの後、いきなり低空飛行をしたり、

金縛り→振動→目の前が真っ黒といった過程を経ずに
いきなり別の場所に自分がいて
そこから体験がスタートする場合は、
どちらも体外離脱ではなく明晰夢ということになるのですか?


へミシンクをした後、明晰夢を見やすいと
おじさまはブログで書いておられましたね。

私も瞑想(アンデュライラさんなど)や
呼吸法や内気功の体操をした後に
このようなことが起きやすいと感じます。


「また、生きているうちに
 体外離脱してみたいなぁ。」



いったん夢は手放してしまうと
届きやすいと言いますが・・・果たして?

坊主おじさまの夢、きっと叶いそう・・・
叶ってほしいな〜と思います。

いつも本当にありがとうございます。
コメントに感謝申し上げます m(_ _)m

おはようございます^^

金縛りがあって体が振動して・・・
ということですので、
たぶん体外離脱をされたのだと思います。


明晰夢の場合は、一般に体の振動は
ありませんので( ^ω^; )


体外離脱の場合は、普通は
眠らずに起きたまま、現象が
起こります。

明晰夢の場合は、いったん眠った後
夢の中で夢の中だとハッキリと気づく
状態でして、明晰夢の場合ですと、
夢の中の環境を自由自在に変える
ことができますし、登場人物も
自由自在に登場させることが
できます。

体外離脱の場合は、普通
自由になるのは自分だけです。


明晰夢も体外離脱も
本質的には『夢』であるという説もあります。

 http://bouzuojisan.blog.fc2.com/blog-entry-73.html

モンローさんは、
体外離脱は夢ではないとおっしゃっています。

私も、どちらかというと
モンローさんと同じ考え方です(^^)


体外離脱も迫力がありますけど、
明晰夢は、やっぱり最高に楽しいですね!

こんにちは^^  PART2

体外離脱について
詳しい情報を発信している方が
おられます。

やーこさんです。

 http://ameblo.jp/8pie5/

よろしければ、やーこさんの
ブログを訪問してみて下さいね(^^)

Re: こんにちは^^  PART2

坊主おじさまへ

幽体離脱のこと、いろいろ詳しい定義などを教えてくださり
ありがとうございました m(_ _)m

「体外離脱の場合は、普通は眠らずに起きたまま、
 現象が起こります。」

「体外離脱の場合は、普通
 自由になるのは自分だけです。 」


だとすると、体外離脱はまだわずかに2度だけです。
あとは明晰夢ということになりそうです。


ちなみに私も、体外離脱は夢とは思えません。
明晰夢とあまりに違います。
あのとき私は本当に
夜中に水の入ったコップを壊し、
朝起きたらすぐに片付けようとしました。
何も机になかったことに
ほんとうに驚いた自分を覚えています。

明晰夢の中では、まだ坊主おじさまほどには
チャレンジを楽しんだことがないです。

寝落ちしない体力がちっとも残らない毎日ですが
きっとその内ベストタイミングがくることでしょう。


やーこさんのブログをご紹介頂き、
ありがとうございました m(_ _)m

とってもおもしろそうです。
ゆっくり時間のあるときに
一旦読み始めたらハマりそうです。

たくさんの情報をありがとうございました m(_ _)m

No title

HeartLibertyさん、こんにちは^^

私も、金縛り体験が多かったので、
いつか、そのことについても、
コメントさせていただきたいのですが、
今日は、ずっと不思議に思っていて、
最近、あることを思い出したことで、
その謎が解けたことを少々・・・

小学生の頃からの同級生で、K君という人がいたのですが、
このK君が、中学生の頃、
自転車で坂道を猛スピードで下る遊びをしているとき、
その坂道のカーブを曲がりきれずに、
数メートル下の田んぼに落ちて、
残念ながら亡くなってしまいました。

このK君とは、特に親しい訳ではなく、
一緒に遊んだりすることも全く無かったのですが、
亡くなる少し前に、私の家に訪ねてきて、
彼が持っている「あしたのジョー」の漫画を
全て私に譲ってくれたことがありました。

そして、彼の葬式から少し経った頃、
私は具合が悪くて、自分の2階の部屋に横になっていたのですが、
K君が2階の窓から覗き込んで、じっと私を見ていました。
あの世に旅立つ前に、K君が私に会いに来てくれたのだなと、
そのときの私は感じました。

しかし、なぜ、全く親しくなかった私に、
「あしたのジョー」を譲ってくれたり、
死んだ後も、私に会いに来てくれたりしたのか、
ずっと不思議に思っていたのですが、
K君に関わる小学生の頃の記憶を、最近 思い出して、
やっと腑に落ちました。

多分、小学5年生の頃だったと思いますが、
K君と、K君の友達のS君が、
「数人の上級生から喧嘩を売られて、
放課後どこそこへ来いと、呼び出されてしまっったので、
できれば、誰か助けに来てほしい」
というようなことを、教室でみんなに話していました。
同級生が困っているなら、ぜひ助けに行かなければ、
ということで、私も行くことにして、
私の友人のN君とY君も連れて行こうとしたのですが、
Y君は早々に帰ってしまって、
N君はしぶしぶついてきてくれました。

で、現場に行くと、K君とS君の二人はもちろんいて、
あと一人、誰だったか憶えてませんが、いました。
そこに、私とN君がやってきて、計五人になりましたが、
いつもK君やS君とつるんで遊んでいる人達は来ていなくて、
あれ?っと思ったことを憶えています。
この5人で1時間ほど待ったのですが、上級生たちは現れなくて、
しょうがないから帰ろうということになりました。
なぜか、それ以後、面識の無い上級生が、
私のことを目の敵にするようになったので、
こちらの人数を見て現れなかったのだと思います。

上級生が現れなくて、喧嘩も無かったので、
私の中では、そこで終わっている話として、
最近まで、ほとんど忘れかけていた記憶なのですが、
多分、K君は、そのことをずっと憶えていて、
それ以後も、特に一緒に遊んだりはしませんでしたが、
私のことを気にかけていたのだろうと思います。

それ以前は、K君もS君も、私をライバル視して、
攻撃的な態度で接してくるので、苦手なタイプだったのですが、
あるときから急に2人の態度が変わり、攻撃的ではなくなったので、
奇妙に感じていましたが、おそらく、それが理由なんだろうと思います。

余談ですが、このS君とも、全く一緒に遊ぶことが無かったのですが、
あるとき、S君が「一緒に夜釣りに行こう」と、
唐突に、私とN君を誘ってくれて、夜釣りに同行することになりました。
S君のお父さんに、釣り場まで車で連れて行ってもらい、
次の日の早朝、迎えに来てもらいました。

全く親しくないS君と、暗闇の中で竿を並べて釣りをしたり、
釣り場までやってきた屋台で、一緒にラーメンをすすっているというのも、
なかなか奇妙な体験だったので、今まで、ずっと憶えていたのですが、
K君の記憶と共に、S君の記憶も、
やっと、その理由が分って、すっきりしました。

そして、自分が全く憶えていない事でも、人は憶えていて、
恩に感じたり、恨みに思っていたりするのだろうなということも、
改めて感じました・・・

Re: No title

Korvaさん、コメントをありがとうございました m(_ _)m

Korvaさんの霊的なご体験はどれも
その非日常さの度合いといいますか
そのメッセージ性の高さといいますか...が、
相当に際立っていますね。

肉体から抜け出た後も
宿っていた魂には記憶があること・・・
そして
心があること・・・

ひとつの出来事に対して
ハートがどのような動きをするかは
個々でまちまちだけれども、
その心の在りように呼応した出来事を
その後の人生に引き寄せる・・・
そんな風にも思わせてくれるお話です。


Korvaさんがシェアして下さった
このお話の「本当の意味でのすばらしさ」が
上手くお伝えできるかどうか分かりませんが、
また、記事に上げさせて頂いてもよろしいでしょうか?
(いつもこんなお願いをしてすみません。
 相変わらずの亀更新ですが...)

No title

もちろんOKですよ^^

Re: No title

♪ありがとうございます♪
 。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。