脳内のケミカルアンバランス〜その脱出法とは




坊主おじさん様(←勝手にハンドルネームを変えて
お呼びし続けてごめんなさい。
坊主おじさまの古くからのブロ友さんたちに習い、
今日からは坊主おじさん様とお呼びします)

よりお受けした直球のご質問に

今日はお答えする形で書き進めたいと思います。

すでに精神科のお薬(向精神薬)を服用しておられる方

に向けてのお話となります。



ご本人の意識次第で

(私の知る限りに於いて)

それまで精神科の薬を飲んできた方でも

S先生の処方する漢方の服用に切り替えることで

長年来の悩みをすっかり過去のものにすることが

十分に可能であるということを

お知らせできればと思います。



もちろん

根治の助っ人となる可能性を有する方法が

きっとこの世にはいろいろとあるはずです。



ですが、わたしのブログという場所で

私が具体的にお話しできることとなると、

現時点ではS先生の漢方と食養生についてのお話、

ということになります。



精神科関連の健康上の問題を抱える方が

それまで服用してきた精神科の薬から

漢方へと移行する過程に於いて

想像を絶するほど辛い症状であるところの《好転反応》

と戦わなくてはならないケースが殆どかと思います。

その辺のところにも触れたいと思います。



曇りのない目で現状を捉えたコメントと

それを未来に向けての ハピネス(Happiness) へと

繋(つな)げていくとなり得るご質問を

またもや坊主おじさん様より

頂戴することができました。



その豊かな感性&鋭い認識能力&深い優しさに

《パワフルな癒し》を感じつつ

いつものように

感謝とともにご紹介をさせていただきます。


「こんばんは
 アメリカの学校での話
 あまりにひどすぎて
 驚きました。

 今日、紹介して下さった実例
 西洋医学の欠点が
 浮き彫りになって
 S先生のすごさがよくわかりました。

 ところで、S先生は
 精神的な病気も治す力を
 お持ちなのでしょうか?

 精神的な病気を持つ方は
 結局、不信を持ちつつも
 頼るところがないので
 精神科に行かざるを得ないという
 実態があるのではないかと思います。

 精神科にかからなくても
 精神的な病気を治す方法があれば
 多くの方が救われると思うのですが・・・」



社会構造や集団や個人の中に存在する悪を暴き裁く

という感情もあって良いと思います。



ですが、特にテーマが《病気》である場合、

そこから一歩踏み出して

その現状をどう安心歓びに変えて行くことができるかということを

多くの人がいっしょに考えていく

ことが大切だと思っています。



日本においてさえ

少なからぬ人々がその答えを知りたいと

思っておられるに違いないところの

この坊主おじさん様の明快なご質問は

私自身にとっても

精神的な分野の問題をより深く掘り下げる

とても良い機会となっていると思います m(_ _)m




この記事を読んでくださった方にとられても

ご自身の経験を通じ

ご自身ので感じ考える

とても良い機会となるに違いないのではと・・・。




坊主おじさん様がブログで紹介されている図書には

健康関連のものもとても多く、

選択されるご本といい、コメント(感想)といい

大変示唆に富んだものだと思います。



坊主おじさん様の最新のブログ記事はこちらです。

「がん」では死なない「がん患者」  (〇o〇;)



また、こちらのブログも

《信頼に値する本の選択眼》が冴え渡っておられます。

健全な示唆に富んだコメントというリッチなおまけ付きです。

坊主おじさんの読書メモ



「S先生は
精神的な病気も治す力を
お持ちなのでしょうか?」



患者さんの意識と切り離して

結果を生み出すことのできる《絶対的な治す力》

などというものが

この世に存在するかどうかはわかりません。



ですが、坊主おじさん様のこのご質問には

「はい、S先生は精神的な病気も治すをお持ちです。」

と答えます。


ただ、これには、S先生の手法の枠外に位置する例外があると思うのです。

こちらはS先生の療法から完全に離れての考察となります。

この件は次回少し触れたいと思います。



《ケミカル・アンバランス》という言葉を

S先生はときどき使います。


これは、

精神科の医者から処方された薬の長期服用により

精神的な病を抱えた人々の脳内に引き起こされる

さまざまな病的状態を表現したいような場面で

S先生がよく口にする言葉です。

ケミカルアンバランス

精神的不調を抱えた人が

精神科の薬の服用を開始すると、

年を追うごとに不調が深刻化したり

新たな病名(不調)が加わったりすることは

とても一般的だと感じてきました。



「その人の頭の中、
ケミカル・アンバランス(が)起きてる。」


といった感じで使われます。


漢方は植物にして作りますが

西洋医学の薬は

化学処理が為されます。


いかにもケミカルのアンバランスが

脳内に起こりそうな製造法に聞こえませんか?




「《首から上に work(作用)する薬》

絶対に飲まない (方)がいい。

これもS先生がよく口にする表現です。




今から15年(?)ほど前、

彼はこんなことを言いました。



「前は私、“キチガイ” ある人
(=精神疾患系の困難でクリニックを訪れる人々)

 治すのすごく難しかった。

 でも、そういう人も

 私、治す、できるようになった。」



実際、今日これから

お話しするエピソードは

S先生の漢方薬と食習慣の指導(食事療法)、

それに加えて

患者の危機的状況に臨機応変に下される判断の

絶大なる威力を物語るものだと思います。



繰り返しになってしまいますが

《その指導を徹底的に守った人にとっては》

という但し書きが付きます。




人間は信頼している人の言うことは

素直に聞きたいという気持ちになります。


つまり、

治る人というのは

S先生の治療法に強い信頼感を抱いている人

ということになります。




7〜8年前ごろでしたか

精神面の問題で苦しむ患者さんのテーマで

S先生と話をしていたとき

彼は苦悩の表情を見せたことがありました。



「“精神病”
(あれから数年経って
 S先生の日本語のボキャブラリーも進化しました。
 “キチガイ・キチガイ” と患者さんの前でも口にし、
 本気でハラハラしていましたので、
 これは嬉しい進化でした!)

 の患者さん、私、今までいっぱい治してきた。

 でも、すごくむずかしい人もいる。

 まだ一度も精神の薬(向精神薬)飲んだことない人なら

 私の漢方ですぐ治る。

 でも、あっちの薬(を)始めちゃった人、

(薬を)止めること、ずごくむずかしいよ〜。」


そう言われました。



「精神的な病気を持つ方は
 結局、不信を持ちつつも
 頼るところがないので
 精神科に行かざるを得ないという
 実態があるのではないかと思います。」



まさにおっしゃる通りだと私も感じています。

こういう深刻なテーマは

いつにも増して先ずはみなさんに

できるだけ具体的な実話をシェアさせていただき

それぞれの思いで考察されるのがベストではないかと・・・。




プライベートなお話になりますので

書けばもっとわかりやすいだろうと思われることで

書くのを控えざるを得ないことが

どうしてもあったりします。



少なくとも事実を曲げることなく、

それでも、病気の正しい理解の助けとなりそうな情報は

略しすぎることなく書いてみたいと思います。




その方は、日本に住む60歳代の男性でした。

仮にMさんとします。


Mさんは躁うつ病(現病名:双極性障害)

の診断を受け

長年来、精神科の薬の服用を続けておられました。



渡米直前に2〜3度会っただけでしたので

在米中にご本人がそのこと知らせて下さるまでは

そんな状態で長いこと苦しんでいらしたとは

思いもよりませんでした。




数種の抗うつ剤入眠剤の服用を続けておらました。

何という名の薬を服用していたか

聞きましたが憶えてはいません。



記憶していないのも

確認してここに書こうとしないのも

S先生がそのような細かい情報

ー 患者がそれまでに
どんな薬を服用させられてきたかといった情報 ー

について

ほんの少しでも興味を示したことは

かつて《ただの一度たりともない》からです。



不必要な情報でも、ひとたび聞いてしまえば

必要な情報のように感じられるものです。

無駄に神経をすり減らすことになりかねません。


9/16 追記:
薬物に対し、上記のような荒っぽい言い方が許されるのは
S先生の漢方を離脱症状の緩和として服用できる状況下に限ります。

「向精神薬からの解放〜S先生の漢方薬の可能性」
に書きました通り、このMさん以降ほどなくしてS先生は
《徐々に断薬させる》方法に切り替えています。
私の不注意で、こちらの方のブログに
そのことを書き加え忘れていたことをお詫びします。


S先生は、ご自身の処方する漢方の助けがあれば
減断薬に伴う離脱の困難さを緩和し、乗り越え易くする
可能性が十分にあることを自負しておられますが、
サポート無しでの断薬はまず不可能なようだと、
体験を通して感じておられるようです。


ちー☆さん・ぴぴさん・ホリゾンさん
・kobuchoroさん・タンポポさん(& 坊主おじさまの推薦図書)

のお陰で私は最近になって漸く
ここに追記する重要性に気付かせてもらいました。



CaliforniaRocketさんも含めたお三方の次のブログ

「ぴぴの うつ病 薬離脱 減薬日記」(ぴぴさん)
「Peach Melba」(ちー☆さん)
「治らんなあ・・・」(CaliforniaRocketさん)

には、こうした分野での
「ほんとうに役立つ情報」
膨大な量発信されています。


ここに追記をするきっかけとなったぴぴさんのコメントを
以下にそのまま掲載させていただきます。



HeartLibertyさん

離脱症状は難病レベルの身体症状が続くことがあり、
日本医療の現状では
離脱症状の認識が非常に欠けていること
世間的に周知されていないことで
本人、周囲も何がおこったのかわからず、
原因を(何らかの 病気か)見つけるため
検査を受ける流れになってしまうと 思います。
医療機関(本来は処方した医師)が
離脱症状の認識 がきちんとあれば
違ってくると思います。

離脱症状はない方もいますし、
遷延性離脱症状で長期に渡り
日常生活さえできない方もいます。
脳に作用する精神薬に関して副作用、
相互作用、離脱症状が いまだ解明されていません。
そもそも脳自体が解明されて
いないのに仮説を元に生み出された薬なので、、。
離脱症状がどの程度出るか予想はできず、
遷延性離脱症状を 回避するためにも、
急激な減断薬、変薬は行わず、 漸減していくのが
酷い離脱症状が発症しづらいと言われています。
現在、これが一番のセオリーのようです。

精神薬を急激に減断薬すると
脳の機能性変化や暴走がおき
離脱症状が急激に悪化するため、
漸減しながら脳の自己回復を 待つという形です。
離脱症状は一進一退を繰り返し薄紙を剥がすように
少しずつ回復するとよく表現されているので
時間薬は必要なのだと 思います。

その間、離脱症状緩和として
自分の体感を一番大切にして おこなうのも
効果は得られるものがあると思います。
私個人の緩和については前回書きましたが、
管理栄養士さんとやりとりは
私の緩和方法ではありますがほんの一部に過ぎず。
ちなみに現在一番緩和になっているのは
家庭菜園です(*^ ^*)
あくまで私の場合ですがー

2016-09-16│13:45 | ぴぴ URL│ [edit]


ぴぴさん、いつも本当にどうもありがとうございます m(_ _)m



(以下、話を元に戻します。)


このMさんには

今から思えば最初から

《成功に不可欠な特質すべき条件》

が備わっていたと言えます。



それはどんなことかというと、


・すでに西洋医学の限界を嫌というほど認識していたこと
(当人と兄弟がみな医療従事者)


・その本音の部分に於いて
 権威主義的思想が非常に希薄な方だったこと


主にこの2つと言えると思います。


前者についてですが、

ご本人やご兄弟が《医療の内情に詳しい》ということに加え

Mさん自身が長年に渡って

患者として精神科との関わりを続けてきたことも

慢性疾患に対する西洋医学の限界を

より正確に認識する助けに

少なくともなっていたはずです。



後者については、

Mさんの交友関係がそれを指し示していました。

職業・肩書き・性別、その他もろもろの

いわゆる《ヒエラルキー》的な部分に

どうしても囚われてしまう人にはありえない

《お付き合いの幅》を感じさせる方でした。




これらのことは

病気を治すこととはいかにも無関係に見えて

実は、スピーディーに良い結果を出すことと

切っても切れない関係にあるということを今では確信しています。

こういったものの考え方なしに、

S先生の指導をあそこまで徹底して守ることも

最短で治してしまうことも起ころう筈はないと、

過去の経験から私が確信している、ということです。




国際電話でMさんに

「治る過渡期に避けて通れない禁断症状・離脱症状
(←それまでカラダが依存していた精神科の薬が
 急に体内に入って来なくなったことによる)が、

 いかに過酷で厳しいものであるか。」

ということを力説しても、


「そのことは心配ない。
 僕の決意は固い。
 S先生の話を聞いて
『もうこれしかない。』と確信している。
 代替医療のことも調べたけれど
 そんな実績を誇る人は聞いたことがない。
 会ったことも話したこともないけれど
 S先生を尊敬している。
 どんなに苦しくても
 言われたことは全部守り抜く。」



Mさんはおおむねそんな感じのことを言われました。


離脱の苦しみにも好転反応にも

そこまで勇敢に《初めからブレない決意》

で臨む患者さんというのは

それほど多くはありません。




実のところ、S先生に《掛かる資格》というのがあります。


S先生は以下のような人には

「私、診てあげることできない。」と言います。


それは、


・それまで服用してきた医者からの薬を止める気が
 そもそもまったくない人
(西洋医学とS先生の療法のいいとこ取り
 自己判断で行おうとする人)



・タバコを止められない人


・お酒を止められない人


注)お酒やタバコが「健康の源」として作用するというケースも
  皆無ではないようです。
  ですが、深刻な健康上の問題を抱えている
  タバコ呑み and / or お酒呑みの方々は
  それらが健康の源にはなっていないことを
  ちゃんと認識しなくてはいけません。


上記を止めない限り

漢方は「効かない」

ツボへの刺激も「(体内に)入っていかない」

とS先生は言います。

西洋の薬

タバコ
酒

止められない人は往々にして

スムーズに治らないと

その責任をS先生を始め

他の人や事情に転嫁する傾向にあることを

S先生はよくわかっておられるのです。




Mさんは上記の3つすべてをやっていました。

ですが、S先生に掛かる決意をした時点で

見事にきっぱり

3つとも全部一度にやめてしまわれました。



あまりにも鮮やかなやめっぷり

感動を覚えるほどでした。



これによりMさんは

S先生に掛かる資格にパスしたということです。



漢方が日本の自宅に届く前から

Mさんは漢方が効き易いカラダづくりの準備

着々と始められました。



上記の3つに加え、

の摂取も《限りなくゼロ=味無し》にしました。

主食を減らすことばかりを考えがちな現代の食生活で、

どうしても塩分過多になりがちです。

塩
醤油
味噌

15年前に出会った時から同じことを言い続けています。


「砂糖や油の摂りすぎはもちろん悪い。

でも、今の人たちが一番気をつけないといけない(の)は塩よ。」



S先生はよく患者さんにこんな風に言います。

「あなた、ちゃんと塩(を)摂ってる。

 魚にも塩(が)いっぱい、

 野菜にだって塩(は)少しは入ってる。

 だからそれ以上摂らなくても

 あなた塩(が)足りないせいで死なないから。

 塩足りないことぜんぜん心配いらない。」


元気なら塩のことを大して気にしなくても

急にどうということはありません。



ですが、カラダがひどく弱っているときや

深刻な健康上の問題を抱えているとき

ほぼ味のない食事にするぐらい

大胆に塩を減らすことが

回復の大いなる手助けになることを

学ばせてもらいました。



腎臓はもとより

精神関連の病にも “塩ゼロ” は必須です。

精神・神経にトラブルを抱えがちな人は

濃い味付けが好きな傾向もけっこうあるように感じます。




皮肉なことに、

何らかの病気になってS先生のところへ行き

あなた、今日から、これ絶対ダメよ!」と、

厳しく摂取を禁止される “口から摂るもの”

「その患者さんの大好物

であることが一般的です。



それでみんなすご〜くがっかりします。

「エーーーーーッ、そんなあ〜〜〜 (T_T) 」

好きなものって、知らず知らずの内に

つい食べ過ぎているんですね(知っていても食べちゃう?!)。



でも、我慢ばかりで不幸になっちゃあ不健康です。

“適度” を普段から心がけていれば

大病にまでならなくて済むと思います。

(な〜んて、言う資格ある?!・・・ないデス。
  ←私、2度も大病しました σ(^_^;) )



塩の話に戻ります。

運動不足気味な人は

汗をかくくらい運動をすれば

免疫も正され(高まり)、塩分も体外に出るので

概して回復が早いように思います。




塩については真逆の情報も存在します。
(良質の塩ならむしろちゃんと摂った方が良いetc.)


極端な味無しは治るまでの一次的なものと分かってはいても
(元気になっても薄味に越したことはありませんが)

患者さんによっては、

それにどうしても耐えられなかったり

味無しの料理を作ることに耐えられなかったり・・・

という人もやはり出て来ます。

それで、良い塩をけっこうしっかりと

摂ったりする人もいます。


そういう人が重病人の場合は

深刻な結果になることもあるようです。





西洋の薬の一切を絶ち

嗜好品の類もきっぱりとやめ

塩ゼロに徹した患者さんが

何らかのトラブルで手術(内視鏡的なものも含め)等が必要となったとき

思いがけない底力を発揮するケースも経験しました。



手術に成功するということは

免疫が整っている(高まっている)証拠と言えます。




再びMさんの話です。

S先生にMさんの件で質問に行き

その後、Mさんと交わしたやり取りは、

だいたい以下のような感じでした。



わたし「どのような病気にしても、

    S先生から足裏の診断を受け、
    
    カラダの状態を正確に把握してもらった上で
    
    治療を受けるのが一番なんですが・・・。」


Mさん「だったらアメリカに行く。」


わたし「実は私もそれが最善だと思うんですが、
    
    Mさんの話をしたら
    
    S先生は少しだけ迷った末
   
   『その人きっと、漢方だけで大丈夫と思う。』
   
    なんて言い出して・・・。
    
    足裏治療はなくてもOKとのことですので

    日本で治療に専念できますよ!

    とにかくご自宅に漢方を送りますね。

    アメリカへの旅支度は必要ないです!」


Mさん「アメリカに行った方が確実と思うけれど・・・。」


わたし「そう思うんですが、
   
   『大丈夫、大丈夫。』って・・・。」


Mさん「わかりました。ありがとう。
    
    頑張って守るからよろしくお願いします。」


わたし「今までのお薬と、それにタバコとお酒とお塩、
    
    完璧に止めるのがとても大事で〜す。」


Mさん「了解しました。」




それから1カ月が過ぎたころだったと思います。


入眠剤もすべていっぺんに止めたMさんは

睡眠がまったく取れないことで

非常につらい状態に陥りました。


S先生「2〜3時間でも眠れている感じ(が)あるなら
    
    そのまま頑張っても大丈夫。」


わたし「トータルで1時間も眠れていないと感じるほど

    当人の感覚には危機的なものがあるようで

    すごく苦しい夜が続いている様子です。」


S先生「そこまで眠れないと
 
    頭の中に酸素が足りなくなったり

    血液もサラサラ流れなくなるから、

    少し寝むって頭(を)休める方がいい。

    入眠剤(錠剤)を2つに割って

    半分だけ飲むように伝えて。」



するとMさん、

   「せっかくここまで頑張ってきたのに

    たった半分だとしても入眠剤を摂るのは残念でならない。」



さあ、困りました。

私はすぐに思いました。


「脳内が休まっていない状況は良くないという理由から

 入眠剤を半量取るべきだとS先生が判断しているとき、

 本人が摂りたくないからと

 入眠剤をまったく摂らずに過ごすなんて

 危なくないのか?」


Mさんの思いを伝えると

しばらく深刻そうに沈黙した後、

S先生はおもむろにこう言いました。


S先生「本人がそこまで言うなら

    入眠剤、飲まないでやってみよう!」


Mさん、うれしそうでした。

   「奥さん、ありがとう!飲まないで頑張り続けたい!!」



このやりとりを聞いてあなたはどんなことを感じますか?


・・・そうなのです。

S先生の判断には患者さんの意思覚悟熱意

といったものが大いに影響するのです。



これと似たようなやりとりは

他の患者さんでも体験したことがありました。



そして今度、その1ヶ月後には、

もっと大変なことが起こりました。


Mさんは夜中にタクシーを呼び寄せてどこかに行こうとしたり

常人とは思えない行動の数々を繰り返すという時期を迎えたのです。




向精神薬からの離脱を試みれば

そういった尋常ならない事態は

患者さんが乗り越えなくてはならない

一般的なプロセスだとS先生は言いました。



あのとき国際電話を掛けてきたのは

MさんではなくMさんの奥さまでした。


「こんな危ない療法を紹介するなんて!

こんな風になって、何かあったらどうするの?!」


たいそう怒られました。


本人は固い決意で始めても

傍(そば)で一緒に暮らす奥さまがひどく心配し、

危機的な気持ちになるのも無理はありません。


声は震え、ただならない様子が伝わってきました。


Mさん本人がすぐに電話を代り

「大丈夫だから心配しないで。と言うのですが

「はい、そうですか。」

という心境でこちらがいられようはずがありません。



間近で一緒に暮らしている奥さまが

その心労から解放され、

かつ、Mさんに最善の結果をもたらすには

アメリカに来てもらうのがベストだと思いました。


私が傍(そば)で注意を払うこともできるし

S先生のクリニックからは至近距離、

ツボだって押してもらえるし

細かい健康状態の把握もしてもらえるし

より適切なアドバイスも受けられます。


何かあったらクリニックに飛んで行けるし

来てもらえれば良いことずくめでした。



「今の危機的な状況を乗り越えるまでは

我が家に寝泊まりしてもらうこと。」

を提案しました。



そんな話をする内に

奥さまは平静さを取り戻され、

穏やかな口調になりました。


「アメリカに行かずにこのまま頑張りたい。」と

気持ちが変わりました。


結果的に夫婦で方針が一致したため

Mさんは日本で取り組み続けることになりました。




それから、しばらく連絡はありませんでした。

連絡を受けたのはそれから3〜4ヶ月後、

漢方開始から6カ月が過ぎた頃でした。



躁うつ病は完全に治ってしまったとのことでした。


漢方は6カ月間飲めば

それ以上の服用はまったく必要なし

ということでしたが

Mさんの希望で3カ月分を送り足しました。


「あの漢方が手元にあると思うと、

お守りのようでとても安心できるから。」

Mさんはあのときそんなことを言っていました。
   



今でもMさんはS先生のことを

恩人のように言われます。



患者さんの中にS先生に対する強固な信頼を見たとき

先生は最善最短の前向きな方針を打ち立てます。

そのような人はとにかくスピーディーに治っていきます。



逆に本音では自分を信頼していないとS先生が感じたときに

彼は私に

「〇〇(←私の名)・・・

あの人たち(当人と家族)のことで

あんまり頑張らなくていい。

どうせ信じてないから・・・。」

と言ったことがありました。




精神科で処方されていた薬をやめ

漢方に切り替える選択をした患者さんに起こり得る

とても過酷な離脱時好転反応(禁断症状)

どう乗り越えさせるかの判断の仕方について、

私は、S先生の視点に非常に独特なものを感じます。



ご自身の経験に基づく判断とはいえ、

その判断基準には

患者さん側の意識が大いに関係している

言い換えれば

患者さんがS先生の療法や力量のすべてを
どれだけ深く信頼しているか


ということをS先生は敏感に感じ取り、

それに基づいてベストな対処法を決めている・・・

そう考えるのがもっとも自然でS先生の真実に近いのではないのか・・・。



かつて《赤ひげ先生》と呼ばれるような名医が

日本にも何人かいた時代があったと聞いています。

いえ、私が直接知らないだけで

そのような名医(医師免許のあるなしを問わず)は

日本を含め世界中に

少なからずおられることでしょう。




病気を適切に癒す者には

豊かな知識と経験に加え

個性の異なる相手に合わせた処置をするのようなものも

備わっているべきなのかもしれません。



目に見えないものの存在を信頼していた

産業革命以前古代インドでは、

医者には医師免許だけでなく

占星学の免許(知識)も必要だったと、

確かアーユルベーダ医学か何かの本に

書いてあったのを憶えています。




以前も書きましたが

S先生が処方する漢方薬

S先生本人がその調合を製造会社にアドバイスしています。

S先生の采配で必要に応じて漢方薬も進化を遂げてきました。



試行錯誤を繰り返し、

患者にベストな療法を模索し続けて来られましたが、

そんなS先生も

もう随分とお歳を取られてしまいました。




今日は随分ととりとめのない文章となってしまいました。

単純にケミカル・アンバランスということだけでは

つまり、口から摂るすべてのものを正すのみでは

片付けられない領域の、精神に影響を及ぼす、

精神疾患名の付される状態が

私たちの住む3次元には起こりうるのではないか・・・?

私はそう思っています。

坊主おじさん様がそのブログの中に書いておられる

「なぜ、ヘミシンクをするのか? その『3つの理由』」

その3つ目の理由にも関係する内容となりそうです。

そのことについて、

私の知識はとても限られていますが、

次回に少しだけ触れたいと思います。



今、一つだけ書くとしたら・・・

坊主おじさん様がヘミシンクをする理由や目的は

S先生にも治し方のわからない

深刻な病に苦しむ人々にとり

一筋の光明

どころか

大いなる明日への希望

となるに違いないということ・・・。



今日もお読みいただきありがとうございました。

ひまわり


関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

こんばんは^^

私のブログを紹介して下さって
ありがとうございます<(_ _)>

また、私の質問に対して
懇切丁寧に答えて下さり
心から感謝しております。
ありがとうございます<(_ _)>




S先生、すごい方なのですね!

精神的な病気も治療されるとは
なんと凄腕の治療家でいらっしゃるのでしょう!

日本に来て住んで下されば
診てほしいと思う患者さんは
たくさんおられるでしょうね。

S先生が早く日本に来て下されば
うれしいのですが・・・
S先生のお気持ちは
いかがなのでしょうか?





S先生の治療を受ける資格の話
とてもよくわかります。

まず、治療を受ける心構えが
大切ですものね。

この心構えができている時点で
病気が治る軌道に乗ったと
いえるのかもわかりませんね。






大変読み応えのある記事を
ありがとうございます。

続きの記事も楽しみにしております。
いつもありがとうございます(^^)<(_ _)>

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます